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投資詐欺の被害に合われた方からの相談が最近非常に増えています。回収が難しいケースもありますが、手段を尽くせば回収できないこともありません。
詐欺師は非常に口がうまく、そして、他人を信頼させるような経歴を詐称するケースが多いです。東大、京大といった学歴を詐称する方法や、司法試験に合格している(なぜか弁護士資格は持っていない)医師国家試験に合格しているなどと難関試験合格したと嘘をつく方法、また、実際に育ちの良い資産家に紹介してもらうなど、詐欺師は様々な方法を使って、被害者を信頼させようとします。まれにですが、実際に非常に経歴、身分の良い人が詐欺行為を働くこともあります。
一方で詐欺師は、具体的な事業としては何をやっているか分からないことが多いです。詐欺師は、詐欺の被害者の前では大資産家のように振舞っていたが実際に住所を調べてみると、簡素な家に住んでいる、といったことが多くあります。
詐欺師が被害者から詐取した金銭を、別な詐欺師に詐取されているケースが、非常に多いのがこの種の事案の特徴であるように思います。
例えば、よい投資先がある、と言われて詐欺師に金銭を支払い、その詐欺師が別な投資案件に詐取した金銭を投資するが、詐欺師が投資した先も実際には何の事業もやっていなかった、というケースです。
そのようなケースの場合、詐欺師から債権譲渡を受け、詐欺師が投資した先に訴訟提起等の法的手段を取る必要が出てきます。
一般的には回収することは困難なケースも多いですが、適切な手段をとれば、回収できることもあります。当事務所では、投資詐欺の案件を積極的に扱っております。
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