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たまに、示談交渉を進めていくにあたって、弁護士ではない相手方から、私は弁護士会の会長に相談している、とどや顔で言われることがあります。その人は、私を威嚇するつもりで言いるのでしょう。しかし、私は、弁護士会の会長に相談している、と言われても、ふーんとしか思いません。
弁護士会という組織は、少し特殊なので、会の外部の人には、どのような存在なのかイメージしづらいと思います。弁護士会は、会社組織とは相当程度異なっています。そして、弁護士会の会長と一般の会員の間の関係は、会社の社長と平社員のようなものではありません。
弁護士会の会長には、個々の事件に関して弁護士に対する指揮監督権はありません。弁護士会の会長だから、一般の会員から偉いと思われているわけでもないようです。少なくとも私は、弁護士会の会長とか、副会長という人を偉いとは思っていません。
私は、弁護士会の会長は、町内会の会長のようなものだと思っています。したがって、仮に相手方に弁護士会の会長や副会長が代理人についたとしても、何も思うことはありません。
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